ワナビの書き起こし

ワナビが暇なときに書く日記です

「間違いなく何かで見たし、色々見たことあるけど、初めて見た作品は何か覚えてない」選手権

 どうも、最近コアラのマーチをスーパーで大量買いした藤野すそのです。やっぱりチョコレート菓子はこれが一番美味いと思います。やっぱコアラのマーチっていいっすね。おかげでウマ娘サイレンススズカを見た時、「コアラのマーチの色だ」って思いました。もしくはパイの実かな? 

 今回は「間違いなく何かで見たし、色々見たことあるけど、初めて見た作品は何か覚えてない」選手権を開催します。このよく分からない選手権は今までに何度も開催されました。何度目かは曖昧なので覚えてません。そんなモヤモヤした記憶を掘り起こしつつ、そのオリジナルを探しましょう。実質エヴァみたいなもんです。


エントリーNo.1 「ロウソクは燃え尽きる寸前に最も燃え上がる」

 初っ端から来ましたね。これを言われても返ってくる言葉は「うん、知ってる」でしょう。でもどこで知ったかは分からない。ロウソクを実際に燃やして確かめたこともない。でも多分言葉の通りなんでしょう。しかし誰が言い始めたのかは分かりません。多分なんかのバトル漫画だとは思います。主人公が絶体絶命の中で力を振り絞って敵を倒すみたいなシーンで使われ続けてます。だけど本棚見た感じ、そんな漫画あったっけ?ってなる。まったく思い出せません。


エントリーNo.2 「人は脳の一割しか使ってない」

 リミッターを外すためだけに使われる言葉ですね。本当に一割なのか、どうやって確かめたのか、どの比率に対して一割なのかまったく不明。しかし言うからには間違いないのでしょう。この理論を信用して物凄い身体能力を発揮したりします。初めて見たのは北斗の拳かな、それとも巨人の星?……自信がない。リミッターを外すと一分だけ真の力を発揮できたりします。この一分で三話は稼げますね。

 

エントリーNo.3 「今宵の刀は血に飢えておる」

 誰が言い出したんでしょう、これ。戦国時代とかの史実なんでしょうか。でもその割には元ネタの古典が一切流れてこないんですよね。妖刀とかは残ってますけど、使ってる奴は誰かよく分からないんですよね。色んな作品に出てきますけど、名前はちょっと。お前は誰なんだ。誰だ最初に刃物を舐め始めたのは。誰だ最初に刃物に心を乗っ取られたのは。自分こそが元祖だという方はぜひお便りお願いします。成敗してくれる。


エントリーNo.4 「真水は電気を通さない」

 某電気ネズミに対するアンチテーゼとして使われるこの言葉。単純な物理現象ではありますが、でも知ったのは理科の教科書ではないでしょう。間違いなく何かのファンタジー漫画。雷の魔法に対して水の魔法で反撃する。しかしなぜか電撃が届かない。その際にデータキャラがドヤ顔で解説。でもこの眼鏡データキャラが誰なのかは分かりません。夢の中で会ったような……。まどか!!ピロリロリロリロリ!!パチスロ特有のクソデカ音)

 

エントリーNo.5 「攻撃を吸収する敵に吸収しきれない量の攻撃をぶつける」

 ドラゴンボールかなぁ……とは思いますが、しかしそれより前に見た気もするですよね。攻撃を吸収する奴が吸収できずに死ぬ。「まるで空気を入れ過ぎた袋のように破裂したんだ」と解説をこなす。でもほとんど思い出せない。攻撃を吸収する敵って山ほど見たのに、具体的な固有名詞は出ない。いや、絶対に見たことはあるんですよ。ほんとほんと。そいつの具体的な名前が出ないだけで。多分RPGゲームとかに山ほどいる。だって攻撃を吸収する敵が出てきても「新しい!」とか思わないでしょ?

 

エントリーNo.6 「ヒマワリは常に太陽の方を向いている」
 ちょっと元気系の女の子が言うことですね。多分植物図鑑を見て知ったことではないです。何か辛いことがあって、泣きそうな顔をしながらもヒロインはこの台詞と共に気丈に振る舞うんです。けれど陰では泣いてるところを知ってしまい……というストーリーです。あ~なんかで見たことある。でも誰だよ。一人目のお前はどこにいるんだよ! もう君のことを思い出せないんだ……。
 クローンコピーのヒロインに会った主人公ってこんな気持ちなんですかね。


エントリーNo.7 「病気の人間の体内に小さくなって入って治す」

 絶対見た!今までに三回は見た!血管から入って色んな臓器を探検したり、白血球に襲われたりするやつ!
 僕が初めて見たのはコロコロコミックかなぁ。多分ドラえもんか?いや、でもお医者さんキットみたいなのあるしなアイツ。もしくは漫画「からだのしくみ」みたいなやつ?こいつの正体は誰なんだブラック・ジャック先生! ぱっと思い浮かぶのはうしおととらのイズナかな? でも最初じゃないよ多分。
 ぼーん・ふりーくすとかもあるけど、あれやった時にはもうこの概念知ってたし。一体幼き日の僕はどこでこの概念を知ったんだろう。体内に入って記憶探りに行かなきゃ。

 


 というわけで以上でエントリーを終了します。上記の文面を書いている途中、僕の頭の中は蜃気楼でいっぱいでした。マジで記憶と結びつかねえ。コナンの犯人の黒い人みたいなのがうじゃうじゃ出てきましたが、名前と顔がこれっぽっちも思い出せません。記憶喪失か?
 皆さまもお考え下さい。こういった概念が出てくるたびに「こんなの擦られまくってるじゃん。オリジナリティねえよ」と言うでしょうが、じゃあ何をパクったのかと言われるとまったく分からない。間違いなく王道なのに誰の足跡を辿っているか分からない不思議な状態です。

 愛とか恋とか最初に言い出したのは誰だったかしら。